就労支援士 認定レベル比較
ES協会の就労支援士認定制度は、
「就労支援士《基礎認定》」から 3級・2級・1級へと進む4段階で構成されています。
このページでは、それぞれの認定レベルの位置づけ・到達目標・主なテーマの違いを整理し、
「自分はいま、どのレベルから学ぶのがよいか」を検討していただけるようにまとめています。
認定構造の全体像
就労支援士の認定レベルは、次の順序でステップアップしていきます。
- 就労支援士《基礎認定》(入口資格)
- 就労支援士 3級(基礎課程)
- 就労支援士 2級(実務課程) ※支援機関/企業の2トラック
- 就労支援士 1級(応用課程・共通)
入口となる《基礎認定》で「共通言語」をそろえたうえで、
- 3級 … 就労支援の「全体の流れ」を理解する基礎課程
- 2級 … 企業と協働して採用〜定着〜離職までを担う実務課程
- 1級 … 組織と地域の「仕組みづくり」に取り組む応用課程(最上位)
※「就労支援士《基礎認定》」の詳細は、基礎認定のご案内ページをご覧ください。
入口資格|就労支援士《基礎認定》
障害者雇用の制度・支援機関・基本用語を学ぶオンライン講座(基礎編・実務編)と確認テストにより、
就労支援に関わる人が共通して持つべき「基礎リテラシー」を身につける入口資格です。
《基礎認定》を取得すると、就労支援士 3級・2級・1級の各課程へ進むことができます。
3級・2級・1級 比較表
3級(基礎課程)・2級(実務課程)・1級(応用課程・共通)の違いを、役割・ゴール・主なテーマの観点から整理しました。
| 就労支援士 3級 (基礎課程) |
就労支援士 2級 (実務課程) |
就労支援士 1級 (応用課程・共通) |
|
|---|---|---|---|
| レベル/位置づけ | 就労支援の「全体の流れ」を 支援機関・企業で共有する 基礎課程 |
企業と協働しながら 採用〜定着〜離職までの実務を担う 実務課程 |
組織と地域の「仕組み」を設計し、 実装をリードする 応用課程(最上位) |
| 主な対象 | – 就労支援の入門〜中堅層 – 新任の就労支援員・相談支援専門員 – 障害者雇用に関わり始めた企業担当者 |
– 就労移行・定着・相談支援などの 実務担当者(支援機関) – 障害者雇用の実務を担う 企業人事・現場管理職 など |
– 組織の中核メンバー・実務責任者 – 複数の企業/支援機関をつなぐハブ人材 – 2級以下の就労支援士を育成する立場 |
| 主な到達目標 | – インテーク〜定着までの流れを説明できる – 支援機関内で完結する実務の基礎が身につく – 人事労務・合理的配慮について 「誤解を招かない説明」ができる |
– 企業の採用プロセスと就労支援の流れを 接続して考えられる – 求人開拓・マッチング・合理的配慮・定着支援を 一連の実務として設計・実践できる – 離職支援を「次につながる経験」に変えられる |
– フェーズ0〜4の標準プロセスを 自組織版として再設計できる – 体制図・役割分担表・定着支援マニュアルなどを 自組織で整備し、運用をリードできる – 90日アクションプランで、実装と改善を回せる |
| 主なテーマ | – 就労支援の基本フレーム – 支援機関内の支援プロセス – 基本的な人事労務・合理的配慮の考え方 – 記録・連携の基本 |
– 採用計画・企業分析・求人開拓 – マッチング・実習・面接支援 – 合理的配慮の提案・合意形成 – 定着初期支援・離職支援・企業向け資料作成 |
– 自組織の標準プロセス図の作成(フェーズ0〜4) – 体制図・役割分担表・連携フローの設計 – 合理的配慮・オンボーディング・定着支援の マニュアル化 – 90日アクションプランとフォローアップ設計 |
| 受講前提(目安) | – ES協会 会員(推奨) – 就労支援士《基礎認定》取得 ※予定 – 就労支援・障害者雇用に関わる方全般 |
– ES協会 会員 – 就労支援士《基礎認定》取得 – 就労支援士 3級(基礎課程)修了 – 日常的に就労支援・障害者雇用の実務に関わっていること |
– ES協会 会員 – 就労支援士《基礎認定》取得 – 3級・2級(支援機関/企業)のいずれか修了 – 自組織で一定の裁量・責任を持つ立場であること |
| 想定する役割イメージ | – 就労支援の「共通言語」を理解し、 チームの中で基本的な支援を担う – 先輩支援者・企業担当者との連携を通じて、 経験を積み上げていく段階 |
– 企業と支援機関の間に立ち、 採用〜定着〜離職までの実務をコーディネートする – 現場の「困りごと」を拾い、 具体的な支援プランに落とし込む中心メンバー |
– 組織や地域における障害者雇用・就労支援の 「仕組みづくり」を担当するリーダー – 2級以下の就労支援士への教育・伴走を通じて、 体系全体の質を底上げしていく役割 |
※就労支援士《基礎認定》は、「障害者雇用 基礎編」「障害者雇用 実務編」と確認テストを通じて、
障害者雇用・就労支援の基本構造と共通言語を身につける入口認定です。3級以上の課程は《基礎認定》を前提に構成されています。
どのレベルから受講するのが良いか
- これから就労支援・障害者雇用に関わりたい方
→ 《基礎認定》+ 3級(基礎課程)からのスタートをおすすめします。 - すでに現場経験があり、企業との調整も担っている方
→ 《基礎認定》取得後、3級を経て 2級(実務課程)へ進むと、実務が整理されやすくなります。 - 事業所や企業で中核的な役割を担っている方
→ 2級までの内容に加えて、1級(応用課程)で「自組織の仕組みづくり」に取り組むことをおすすめします。
※ご自身の経験や役割によって、どのレベルが適切か迷う場合は、お気軽に事務局までご相談ください。
就労支援士として、一緒に学びを進めませんか?
「現場で支援しているけれど、自分の支援を言語化したい」
「企業ともっと対等に話し合える力を身につけたい」
「組織としての支援の仕組みづくりに関わっていきたい」
そんな想いを持つ方にこそ、就労支援士認定制度を活用していただきたいと考えています。
※最新の開講スケジュール・受講方法は、各講座の詳細ページにてご確認ください。